石ころウォッチング
駒ケ根市のおもしろかっぱ館(小平容大館長)は4日、親子・こどもふれあい事業8月の巻として「石ころウォッチング」を同館で開いた。夏休み中の親子連れなど約20人が参加し、岩石の基本知識などについて説明を受けた後、駒見大橋近くの天竜川の河原で石の分析作業にチャレンジ。手に取った石を見て「白っぽくて黒い粒があるからカコウ岩かな」、「緑色の石は何だろう」などと言いながら記録用紙に記入していた=写真。
講師は化石が専門で鉱物にも詳しい明星高校(東京都府中市)教諭の北村健治さん=駒ケ根市出身=。1963年、長谷村の戸台でアンモナイトの化石を初めて発見したことで知られる。北村さんは参加者に「石の色、形、大きさなど、大まかな仕分けで石の種類が分かります。石を手に取ったら、まず黒っぽいのか、白っぽいのかで分けてください」と話した。