山形県の生産農家が宮田村の山ぶどうを視察
ワインに加工する宮田村の特産品山ぶどう(ヤマソービニオン)の生産の様子を視察しようとこのほど、同品種の栽培に取り組んでいる山形県庄内たがわ農協朝日支所山ぶどう部会の約40人が同村を訪問。生産農家がお互いに交流を深め、情報なども交換した。
ヤマソービニオンは宮田村をはじめ全国数カ所で栽培されているが、庄内たがわ農協がある山形県西部日本海側もそのひとつ。
107戸が2000年から栽培を始め、ワインや果汁で年間180トンほどを出荷しているという。
生産技術向上に役立てようと訪れた一行は、宮田村山ぶどう栽培組合の春日伊平組合長のほ場を見学。「糖度はどれくらいで収獲するのか」など熱心に質問した。
春日さんは栽培の苦労なども語り「やればやるほど難しく奥が深い」と、視察団と話し込んでいた。