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第35回伊那まつり

第35回伊那まつり

 伊那市の夏の一大イベント「第35回伊那まつり」(実行委員会主催)が4日、市街地を中心に始まった。昨年、豪雨災害の影響で中止したため、2年ぶりの開催。合併後、初めてで「飛躍」をテーマに、市民おどりをはじめ、多彩な催し物が繰り広げられ、会場は熱気であふれた。5日まで。
 メーンの一つ、市民おどりには地区、小・中学校、企業などで編成した81連、約6300人が参加。歩行者天国となった伊那北駅前交差点竏衷t日公園下交差点の延長1・6キロの沿道に、手作りあんどん約400基が並び、参加者は生演奏に合わせ、パワフルな踊りを見せた。
 また、9地区の区長がNHK大河ドラマ「風林火山」にちなみ、武田信玄を迎え撃つ城主にふんした伊那九将参陣、大わらじの練り歩き、屋台村などもあった。
 5日は、子ども広場や郷土芸能、屋台などの「遊ingビレッジ」(午後3時半、市役所西側駐車場)、スターマイン、音楽花火など約5千発を用意した花火大会(7時半、天竜川・三峰川合流点から打ち上げ)がある。

どんちゃん祭り開幕

第35回伊那まつり

 みんなでワッショイ、子どもも大人も女性も男性もみんなで集えば元気が出る-。中川村民が総力を結集する「第16回どんちゃん祭り」は4日、中川牧ケ原文化公園を会場に開かれた。みこしや花火、太鼓にと、1大イベントにかける村民の心意気を示した。
 曽我村長のあいさつ、前原村議会議長の発声で乾杯、消防団のラッパが響き渡り、祭りの幕開け。
 特設ステージでは子どもたち、お待ちかね
の「それいけ!アンパンマンショー」。身を乗り出して、ステージと一体になって、踊ったり、歌ったりしてショーを楽しんだ。
 風船アートで夢の世界を創るゴンべエワールド、背の高い1輪車に乗って、火の点いたスティクを操るKeiなどの大道芸、戦後まもなく結成されたという歴史ある中川バンドの演奏。少年ふるさと教室や陣馬太鼓の勇壮な響きが一気に祭り気分を盛り上げた。
 工夫を凝らした子どもみこしが、食べ物や飲物の出店が軒を並べる会場に、元気いっぱい入場。どんちゃん踊り、YОSAKОYソーランの輪が広がり、打ち上げ花火開始を合図に、赤々と点る提灯を乗せた大人みこし約20基が繰り出され、祭りはクライマックスに。次々と上がる花火の明かりが、祭りの興奮で上気した村民を写し出し、「わっしょい」「わっしょい」の掛け声と歓声、花火のさくれつ音が会場いっぱい響きわたった。

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