全日本少年サッカーで1勝、トップストーンJr決勝トーナメント進出に望みも
U‐12(12歳以下)の第31回全日本少年サッカーは5、6日、福島県Jヴィレッジで1次ラウンドを戦い、県代表のトップストーンジュニア(宮田村)は1勝1敗1分けでF組3位と健闘している。初出場ながら、全国の強豪相手に随所に自分たちのサッカーを展開。1次最終日の7日は優勝候補の東京ヴェルディジュニアとの対戦があり厳しいが、決勝トーナメント進出に可能性も残す。
1次ラウンド初戦の徳島ヴォルティスジュニア(徳島)戦は、2‐1の快勝。早いプレスで相手の攻撃を封じ込め、スピードでも上回った。
前半開始直後、左サイドから絶好機。MF三好が突破して冷静に先制ゴールを決めた。
前半中盤にはFW木下がスルーパスに反応し追加点。上部組織がJリーグ2部(J2)に所属する3年連続全日本出場のチームから殊勲の1勝を奪った。
2戦目のスポーツネット(大阪)戦は、体力、技術ともに劣勢。FW木下が抜け出し先制はしたが、終始押されて1‐6で敗れた。
3戦目の宮前SC(愛媛)戦も先制。期待が持てる内容だったが最後に追いつかれ1‐1の引き分けだった。
細田文徳総監督は「フィジカル面などで劣る部分もあるが、全国のレベルで我々のサッカーが通用することも証明できた。前線にボールが渡れば面白い試合ができる」と手応えも感じつつ、1次最終日は青森FC(青森)、東京ヴェルディの2試合を戦う。