東春近小5年 伊東佑理さん柔道全国大会に出場
第4回全国小学生学年別柔道大会(19日・愛媛県)に出場する、伊那市の東春近小5年生の伊東佑理さん(10)=創武館道場=が6日、市役所を訪れ、小坂樫男市長に意気込みを語った。
伊東さんは、6月末に上田市であった、県大会女子の部小学5年40キロ超級で優勝し、南信地区初の全国大会出場を決めた。大会では、準決勝を得意の内また、同門対決となった決勝を押さえ込みで勝つなど、1回戦からすべて一本勝ち勝利の活躍だったという。
伊東さんは、柔道家の谷亮子選手の影響で小学校2年から競技を始めた。指導する同道場(伊那市)の小沢正幸代表は「パワー系の柔道が魅力で、気持ちで頑張れるタイプ」と評価。伊東さんは「谷選手みたいな技のきれいな選手になりたい」と、週3回の練習に励んでいるという。
全国大会は各都道府県代表の48人が集まり、3人ずつの総当り戦勝者の16人で決勝トーナメントを戦う。伊東さんは大会に向け、「自分の力を精いっぱい出し切って、出来れば優勝したい」と健闘を誓っている。