・ス虫瞰図・スワークショップ
駒ケ根市の駒ケ根高原美術館は7日、虫の視点から見た世界を絵画にするワークショップ「小さな虫から命を学ぼう竏猪lたちの虫瞰図」を同館で開いた。駒ケ根市、伊那市の小中学生38人が参加し、野外観察に出て感じ取ったモチーフやアイデアを絵画で表現した。
参加者は絵画制作の前に、グラフィック・デザイナーで昆虫愛好家の田中邦治さんを講師に昆虫の生態や特徴などについて講義を受け、美術館近くの大沼湖周辺で昆虫の観察や採集をした。館内に戻った参加者らはそれぞれ画用紙に向かい、イメージをふくらませながら絵画制作に取り組んだ=写真。地をはい、空を飛ぶ虫たちの視点から見えるはずの想像の世界を絵画で表現しようと、懸命にクレヨンや絵筆を動かしていた。