駒ケ根市が地震被災の柏崎市に職員派遣
駒ケ根市は新潟県中越沖地震で被災した新潟県柏崎市の要請を受け、同市にまちづくり推進部水道課の横田大輔主査(33)=駒ケ根市福岡=を12日から18日まで派遣する。10日、中原正純市長が災害派遣命令書を横田主査に手渡した=写真。横田主査は「短い期間だが少しでも役に立つよう力を尽くしたい」と述べた。中原市長は「積み重ねてきた知識と技術力で復旧に当たってほしい。職員、市民の代表として頑張って」と激励した。現地での業務は、下水道の復旧工事のための設計書作成などの予定。横田主査は昨年の7月豪雨災害後に上伊那広域連合に派遣され、約1カ月間復旧関連業務に当たった経験がある。
派遣は駒ケ根市が今年2月に加盟した地域資源循環技術センターの「農業集落排水施設災害対策応援に関する協定」に基づくもの。同協定によって職員を派遣する市町村などは全国の延べ30団体。