駒ケ根ロータリークラブ国際奨学生派遣
駒ケ根ロータリークラブ(福沢晴海会長)は今年度の国際奉仕事業の一環で、ピアニストの松島さおりさん(25)=駒ケ根市南割、赤穂高校3年生の北沢まなみさん(17)=同市中央=の2人を国際奨学生として海外に派遣する。派遣期間はいずれも1年間。
9日、2人は福沢会長らに伴われて市役所を訪問。中原正純市長に出発のあいさつをした。松島さんは「イタリア・ミラノのベルディ音楽院でピアノの勉強をしてきたい。日本の文化も紹介するなどしながら外国の人たちと交流したい」、北沢さんは「交換留学生として米国ペンシルベニア州の高校で勉強してくる。ホームステイ先が3カ月ごとに代わるので大変だが、親交を深めて来たい」とそれぞれあいさつした。中原市長は「楽しみながら一生懸命に勉強し、人間的に二回りも三回りも大きくなって帰ってきて」と笑顔で激励した。
松島さんは23日に、北沢さんは21日にそれぞれ留学先に向けて出発する。