国産ワインコンクールで銅賞
宮田村の山ぶどうワイン「信州駒ケ原」、ヤマソービニオン種では最高成績
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宮田村特産品の山ぶどう(ヤマソービニオン)ワイン「信州駒ケ原2006」が、山梨県であった国産ワインコンクールで銅賞を獲得した。ヤマソービニオン種の銅賞以上は唯一で、関係者は「この品種としては国内最高の評価」と受賞を喜んでいる。
全国各地のワイナリーから75点の出品があった「国内改良品種赤ワイン部門」。金賞は該当がなく、銀賞3、銅賞は18で、宮田村のワインとしては一昨年の「紫輝」に続いての受賞となった。
同部門には他のワイナリーからもヤマソービニオン種の出品が数点あったが、すべて銅賞より下位の奨励賞止まりだった。
村内農家が栽培するヤマソービニオンを用いて「駒ケ原」を醸造する本坊酒造信州工場の藤野公宏工場長は「世界に通じる可能性のあるワインとして認めてもらえたと思う」と話す。
コンクールはフランスの醸造研究家やワインジャーナリストら国内外の審査員が官能判定し採点。全部門で575点に及ぶワインが参加した。
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国内のワインが数多く出品した権威あるコンクールで銅賞に輝いた「信州駒ケ原」