天竜精機社員研修会
産業用加工機を開発・設計・販売する天竜精機(芦部喜一社長、駒ケ根市)は11日、社員全体研修会を駒ケ根市の文化会館で開いた。市内の製造業者などでつくるテクノネット駒ケ根の会員など、約20人の来賓を招いて開く初めての公開研修。「・ス成長と自信・スを共有する研修会」と題して社員ら約100人が参加し、ここ2年間に取り組んできたプロジェクトのうちの3つについて代表者の発表を聴き、意見交換をするなどして、会社の着実な進歩を互いに確認し合った=写真。芦部社長は今後の方向について「納期、完成度で卓越した会社を目指そう」と全社員に呼び掛けた。
発表されたのは「伝わる組織作り」、「採用」、「人事評価制度構築」の3プロジェクト。「伝わる組織作り」に取り組んだ3人の管理職社員らは1年間にわたる活動から得られたことについて「自分を見つめ直すことができた」、「部下とのコミュニケーションを常に考えるようになった」などと取り組みの成果を強調した。