橋爪まさゆき陶芸展
個性的な和食器の展示即売会
落ち着いた色彩と個性的な形の花入れや茶碗などを手がける岡谷市在住の橋爪まさゆきさん(53)の第10回陶芸展が、14日から伊那市旭町のアートギャラリーミヤマで開かれ、生活を彩る食器などを中心とした約100点が、訪れた人々を楽しませている。<br> 「最初から最後まで自分の手で作り上げる」陶芸の魅力に引かれた橋爪さんは、栃木県の益子町と福井県の越前町で陶芸を学び、現在は土の質感や変化を表現できる焼締を中心とした製作活動を続けている。<br> 「焼締は灰のかかり方によっても表情が変化するが、完成してからも、土が徐々に変化して、作品が育つのでおもしろい」と話す橋爪さんの作品は、和の生活空間で生きる落ち着いた色彩を持つ一方、洋の空間でも調和する個性的な形をしたものが多い。<br> 今回は、10回を記念して記念品の贈呈もある。<br> 展示即売会は18日まで。入場は無料。<br>