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宮田駅前整備で地権者、住民の8割は必要と回答

 再整備活性化に向けた議論が始まっている宮田村のJR宮田駅前東地区約1ヘクタールについて、区域内の地権者、住民の8割は整備が必要と考えていることが、全24世帯を対象に行ったアンケート調査で分かった。検討を進めている「中心市街地研究会」は、来月初旬にも地元に結果を報告し、次の段階に向けて調整を図る。
 アンケートは6月に実施し、回収率は83・3%。整備の必要性や現状の課題などを聞いた。
 整備を進める場合について、「話しを聞きながら方法を考えていきたい」が70%、「共同で整備したい」は20%で、9割は総論として整備に前向きな考えを持っているとみられる。
 「整備したくない」は5%、「個別に整備したい」はなかった。
 宮田駅前の現状については「木造建物が多く地震、火災が不安」と85%が回答。「夜間の防犯面が不安」も78・9%に及び、安全安心面を危ぐしている住民が多いことも改めて浮き彫りに。
 「空き家、空き店舗が多く活気がない」は89・5%、「駐車場不足」も85%に達した。
 「公共施設により活性化する」と答えた人は57・9%にとどまり、民間ベースの整備を希望している人も比較的多い傾向も現れた。
 調査結果は18日夜開いた中心市街地研究会で検討し、早急に全24世帯を集めて報告することを決めた。

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