伊那市西箕輪の唐沢紀志子さん宅でサギソウ70鉢が見ごろ
伊那市西箕輪の唐沢紀志子さん(67)宅で「サギソウ」を植えた70鉢が見ごろを迎えている=写真。
シラサギが飛ぶ姿に似ていることからその名を持つ「サギソウ」はラン科の夏の山野草。唐沢さんがサギソウを育て始めたのは10年以上前。南箕輪村恩徳寺の当時の住職から鉢を譲り受けたことをきっかけに、サギソウを育て始め、毎年増えた分を鉢分けし、今では70鉢までになった。
今年は例年に比べ1週間ほど花の時期は遅めだが、しかし鉢数は過去最高。冬越しや土の入れ替えなどが大変な作業となるが、唐沢さんは「花が好きで育てきた。かわいいので、きれいに咲くと苦労も忘れて嬉しくなる」と話す。
花の見ごろは1週間ほどだという。