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高遠高校文化祭に向け 生徒ら太鼓練習

 伊那市の高遠高校生徒会執行部の36人は、同市富県を拠点に活動する歌舞劇団「田楽座」の指導で学んだ太鼓を同校文化祭・兜稜祭(9月1、2日)で披露する。17日、同校体育館で初練習があり、生徒たちは、ばちの握り方や太鼓のたたき方などを教わった。
 10月14日、町文化体育館で4年ぶりの「高遠町公演」の開催を控え、田楽座が地元の高校生との交流を呼び掛けた。交流の成果は、文化祭初日の開会式で発表。田楽座の高遠町公演での特別出演も予定している。
 本番で披露する演目は、神奈川県に伝わる「ぶちあわせ太鼓」。3人一組になって、一つの太鼓をたたくのが特徴だ。練習では、それぞれの組に分かれた生徒たちが座員の掛け声のリズムに合わせ、気持ちのよい太鼓の音を響かせた。
 指導した田楽座の池光ねむかさんは「地域の人との出合いを作っていけたら」。高遠高校の北原直弥生徒会長は「交流の成果を文化祭にぶつけたい。今年の執行部は一味違うところを見せたい」と意気込んでいる。
 練習は21日、文化祭前日の31日にもある。
初日の練習で基本的な太鼓のたたき方を学ぶ生徒たち

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