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1910/(土)

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ハンディ乗り越え頑張る2人を地域が応援

ハンディ乗り越え頑張る2人を地域が応援

 知的障害と向き合い人生の節目を迎えた宮田村の2人の若者を励まそうと22日、彼らの成長を見守ってきた地元の人たち約40人が手づくりのパーティーを福祉交流施設なごみ家で開いた。
 日本身体障害者水泳選手権大会に出場する伊那養護学校1年の石沢昌樹君(16)=大田切区=と、村福祉作業所に通う同校OBで成人を迎えた吉澤康希さん(21)=大久保区=の2人で、恩師も駆けつけたあたたかな歓迎に少々緊張気味。
 しかし、みんなから寄せ書きのプレゼントが贈られ満面の笑みに。吉澤さんは「これからも皆さんに教えてもらったことを大切にしていく」とあいさつした。
 周囲の絶大な声援に、石沢君も来月に控えた大会に向けて気分を新たに。
 呼びかけ人の加藤恵美子さん=町一区=は「地域の応援が彼らにとって大きな励みになるはず」と、障害者に対するさらなる支えの輪の広がりに期待を寄せた。

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