ししカレー・しし丼を一緒に
市役所食堂に登場
伊那市役所の食堂「アザレア」は24日、イノシシ肉を使った「ししカレー」と「しし丼」が一度に味わえるミニセットを試験的に提供した。客の反応を見て、定番メニューに取り入れていきたいという。
カレーは毎週火曜日、丼は毎週金曜日に登場するメニューで、利用客の「どちらも食べたい」という強い要望にこたえた。2つのメニューで一人前の量。20食分を用意したが、次々と注文が入り、好評だった。600円。
男性の一人は「同じシシ肉料理だが、それぞれにおいしい。丼のシシの脂がうまい。量もちょうどいい」と平らげた。
疲労回復に効果のあるビタミンB1が多く含まれるシシ肉料理で、食堂は「シシ肉を地元産で安心して違和感なく食べられるよう、伊那の名物的なものになれば」と話した。
7月、試験的に出したローメンとソースかつどんのミニセットは毎週水曜日に提供している。