高校サッカー選手権県大会 チーム紹介(5)箕輪工業
攻撃の起点となる主将の清水洋(2年)が最近、右足を骨折したため戦力は落ちた。しかし、3年生2人がその穴を埋め、精神的支柱となってチームを引っ張る。「気持ちを引き締め、悔いの残らない試合を」と飯島監督。1勝を目標に選手らは、最後まで諦めないサッカーを貫く。
メンバー19人中8人が高校から競技を始めた、発展途上のチーム。そのため、学年に関係なく選手同士の仲はよく、一丸となっている竏窒ニ監督は話す。大量失点を防ぐため守備重視のサッカー。守りからリズムをつくり、得点を手にしたい。
MF清水洋の抜けた穴を補うのは、MF矢島とDF関の3年生2人。本来DFの矢島は、攻撃的な姿勢を生かし清水のポジションへ。矢島が務めたセンターバックの位置に元MFの関(3年)を置いた。いずれもサッカー未経験者だが、3年間頑張ってきた2人への信頼は大きい。
攻撃は、矢島とトップ下の有賀(1年)が組み立て、瓜生(2年)、中村(1年)の両サイドハーフの折り返しをゴールにつなげたい。前線を任す、シュート力のある倉田(2年)に期待したい。
初戦は、2回戦からで、中野実業と対戦(9月9日午後3時、飯田風越高校)する。
清水洋平主将
メンバー全員がそろわず練習不足もあるが以前に比べて声が出るようになり、チームワークもよくなってきた。チームカラーの守備を堅め、チャンスでしっかり得点したい