高校サッカー選手権県大会 チーム紹介(7)駒ヶ根工
3年生7人、2年生3人、1年生5人の計15人と小数だが「サッカーが好きで集まったチーム。全員で最後まで走り抜くプレーを心掛ける」と杉浦監督。2年生の主将・奥村を中心に世代交代した選手たちを3年生が支え、粘り強さのあるサッカーで勝利を目指す。
春の総体南信大会1回戦で岡谷南に対し、土砂降りの中、延長まで持ち込み0竏・の惜敗。悔しい思いをした選手たちは、夏の走り込みで、最後まで集中力を切らさない・ス走るサッカー・スを目指し、励んできた。監督は「個々の技術は高くないので、互いに声を出し合ってカバーしたい」と話す。
守りの要となるのは、センターバックを務める1年生の田中。クラブチームで鍛えた体の使い方はうまく、献身的なカバーリングで失点を防ぐ。得点力がない分、チーム全体で守備に臨みたいところだ。
攻撃は、サイドを使った素早い仕掛けで得点チャンスを演出したい。瞬発力のある林(3年)の跳び出しを武器にゴールを狙う。
初戦は、池田工業と対戦(9月1日午前11時20分、飯田工業高校)。この試合を勝ち上がればシード校の松本県ケ丘と2回戦(9日午後1時10分、豊科高校)を戦う。
奥村渉主将
この夏は走り込みをしてきたので粘り強く積極的なプレーを見せたい。ディフェンスはよいが得点力がないので、少ないチャンスをつなげたい。チームワークのよさを生かし、まずは1勝を。