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駒ケ根高原美術館が出前ワークショップ

駒ケ根高原美術館が出前ワークショップ

 駒ケ根高原美術館は今年取り組んでいる美術振興事業「老いから知恵を! 若さからエネルギーを!」の一環として29日、市内の赤穂中学校を訪れ、同校美術部(顧問・望月薫夫教諭、49人)の生徒ら約40人を対象にしたワークショップを開いた。同館副館長の松井君子さんが制作絵画のテーマとして指定したのは「50年後の私」。持ち時間はわずか40分とあって、生徒らは頭をひねりながらも懸命に色鉛筆を画用紙の上に走らせた。
 生徒らはようやく完成させた作品を全員の前で掲げ「おばあちゃんになった自分は想像できないが、希望を持って生きていたいと思う」などと作品にこめた思いを説明=写真。松井副館長は一人一人の作品について「ユニークな発想」、「よく描けている」、「視点が良い」などと講評した。褒められた生徒は照れながらもうれしそうな笑顔を浮かべていた。

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