伊那市・新山の園児、児童がカレーづくり
伊那市の新山小学校(山岡清孝校長、52人)は30日、近くにある新山保育園の園児6人とともに、カレーパーティーを開いた=写真。全校児童が育て、収穫したジャガイモを中心に、各家庭から持ちよったトマト、ナスなどの野菜を使って、・ス新山産・スのカレーづくりを楽しんだ。
本年は小雨が降る中、5・6年生が校庭に設置した竈(かまど)を使い、園児・児童が6班に分かれて調理。ズッキーニ、カボチャ、ゴーヤ、白毛餅などを入れた各班こだわりのカレーが完成すると、みんなで味比べをした。
『トマトたっぷりカレー』をつくった班の6年生、正木あゆみさん(12)は「トマトを6個入れたので元気いっぱいになれるはず。最初は、野菜の種類が少ないと思ったが予想以上のものができた」と話した。
園児を招くのは前年に引き続き2回目で、ともに小人数規模の園と学校の交流を深め、連携した保育、教育を広げていく目的。野菜の皮むきを手伝った園児らは、タマネギの汁に涙を流し、児童たちに助けられながら和気あいあいと調理を進めた。
小雨が降る中、カレーづくりを楽しむ児童たち