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輪っこはうすで伊那地域アマランサス研究会のアマランサスの種子、販売開始

輪っこはうすで伊那地域アマランサス研究会のアマランサスの種子、販売開始

 アマランサスの生産、販売による地域活性化を模索する伊那地域アマランサス研究会(登内英雄会長)はこのほど、伊那市の障害者社会生活支援センター「輪っこはうす」(小池久美子所長)で、地元産アマランサスの種子の一部を一般に向けて販売し始めた。アマランサスの種子を一般に向けて販売するのは今回が初めて。アマランサスを地域に普及させることを目的としているほか、袋詰め作業を同施設の利用者が請け負ってもらい、収益の一部を賃金として還元していくことで障害者の雇用創出を図る。
 同研究会ではこれまで、遊休農地の解消や観光資源、特産品の創出などを目的としてアマランサスの栽培、商品開発などを進め、生産技術の向上とともに販路拡大の方法を模索してきた。
 今回販売窓口となる輪っこはうすは、イベントなどで試験的にアマランサスの商品を販売をした時にも販売を委託しており、今回の取り組みは障害者の雇用にもつながることから、種の販売を請け負うことを了承した。
 今年は1トンの収穫を目標に栽培を進めており、業務用などとして出荷するもの以外を種として販売していくことを想定している。
 鉄分やカルシウムなどが豊富に含まれるアマランサスは、ご飯に入れて一緒に炊いたり、パスタなどに和えて使うことができるという。
 アマランサスの種子は一袋100グラムで300円。輪っこはうすのほか、現在はみはらしファームなどにも出荷している。
 問い合わせは輪っこはうす(TEL76・6745)へ。

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