おでかけマップ(お店編)の作成開始
子どもと一緒にまちへ出かけてもらおう竏窒ニ伊那市子育て支援センターは(伊藤ちと世所長)29日、伊那市おでかけマップ(お店編)」の作成を開始した。子育て中の母親7人が集まり、どういう設備があれば子どもたちと訪れやすいかなどを話し合った=写真。
次世代育成事業の一環として昨年から取り組んでおり、実際に子育て中の母親に参加を募ることで、親同士の仲間づくりをしてもらうことも目的としている。
昨年は子どもと一緒に遊べる場所を示した「公園編」を作成したが、今年は子どもと一緒に気軽に訪れることができる店を示した「お店編」を作ることとなった。
集まった母親たちは、日常生活の中で感じていることや、訪れた店で困ったことなどを相談。「小さい子どもと一緒だと周囲を気にしてなかなか外食できない」といった声のほか、「座敷のあるお店があればいい」「女性用のトイレに子ども用の小さい男子トイレがあるといい」など、子育て中の母親ならではの意見が出た。
この日参加した唐木恭子さん(26)は「前の人たちが作った公園編は便利で、知ることも多かった。今度は自分の持っている情報をいろんな人に使ってもらえれば」と話していた。
マップは市内の子育て支援センターなどに置き、子育て中の母親らに使ってもらう。