雨宮英夫さん 油絵展「信濃路の民家を描く」
長野市出身、在住の洋画家雨宮英夫さん(58)の油絵展「信濃路の民家を描く」は4日まで、伊那市日影のベルシャイン伊那店2階文化ホールで開いている。県内に残り少ない、かやぶき屋根の民家を描いた作品を中心に30点を展示販売している=写真。
戸隠、鬼無里、穂高などの民家を、四季それぞれの青空の中に表現。濁りのない明るい色合いの油絵は、独自の構成力と描写力で描き上げた新作が並ぶ。関係者は「郷愁を呼び起こし感動を誘う作品ばかり」と話している。
水彩画、ペン画で街並みを描いてきた雨宮さんは1975年、独学で油彩画の技法を習得、現在では「全国で注目を集めつつある作家」(関係者)。県内での個展は少なくなっているが今回、同ホールで初めての作品展を開いた。
午前10時縲恁゚後6時(最終日は午後4時)。