南箕輪村議会9月定例会開会
南箕輪村議会9月定例会は3日、開会した。村が18議案を提出し、07年度村下水道事業会計補正予算案を即決、任期満了に伴う教育委員会委員の任命に同意した。
提出議案は、南箕輪村学童クラブ条例など条例案5件、06年度一般会計などの歳入歳出決算認定7件、07年度一般会計など補正予算案5件、教育委員会委員の任命1件。報告は継続費の精算報告について。
07年度一般会計補正予算案は、歳入歳出に各1億5256万7千円を追加し、総額を44億1356万3千円とする。
村は現在、大芝高原内の味工房エリアで足湯も含めた総合的な見直しを進めているため、観光費として5813万8千円の増額補正を盛り込んだ。内訳の主なものは、味工房等設計委託料500万円、大芝高原温泉関連施設等整備基金の積立金7千万円、足湯建設工事請負費不用額1700万円の減額。
教育委員の任命は、大泉の清水篤彦さん(61)。松沢英太郎委員の任期満了(9月30日)による任命。
唐木一直村長は冒頭あいさつで、06年度一般会計決算で村税収入が20億993万3千円で初めて20億円を超えたことに触れたほか、解散した南箕輪村むらづくり委員会について経過説明し、今後の計画について「庁内で議論し、12月議会に条例改正を願い、新たに設置したい」と話した。
請願・陳情は次の通り。
◇請願=▽高齢者の医療制度に関する請願
◇陳情=▽「非核日本宣言」の意見書提出に関する陳情書