高遠町総合支所に自動交付機を設置
伊那市の高遠町総合支所1階に、住民基本台帳カード(住基カード)を使う証明書自動交付機が設置され、4日、稼働開始式があった。上伊那で6台目。
自動交付機では、住民票の写し、印鑑登録証明、所得証明などの税関係証明、戸籍抄本・戸籍謄本が発行される。発行手数料は1件300円。
住基カードの発行枚数(7月末現在)は、市内で1万1300枚余。うち高遠・長谷は500枚余。県内でも普及率は高いという。
市内の市役所、駅前再開発ビル「いなっせ」にあり、東部地区へ新たに設置。事業費は1200万円で、合併推進体制整備費補助金を充てた。
稼働開始式で、小坂市長は「上伊那のどこででも住民票などが取れる。住民に住基カードを作ってもらい、利用状況によって、おいおい自動交付機を設置したい」と述べた。
そのあと、自動交付機を使って、伊東義人総合支所長が印鑑登録証明書を取った。
自動交付機を利用するにはカードが必要。郡内に住民票があるのが条件で、カードの作成・利用登録(300円)は総合支所窓口で受け付ける。
利用時間は午前7時縲恁゚後8時。閉庁時も利用でき、地域住民の利便性を図る。