伊南バイパス飯島北区「用地単価確認書調印式」
バイパス石曽根
国道153号伊南バイパス飯島北区0・6キロの基準用地単価が国交省中部地方整備局飯田国道事務所(関沢俊明所長)と飯島北区地権者会(唐沢芳一会長、10人)の間で合意、4日、飯島町飯島の石曽根農業構造改善センターで、高坂町長を立会人に用地単価協定書に調印した=写真。
対象地区は県道飯島停車場日曽利線から郷沢川まで0・6キロ。対象面積は2・3ヘクタール、地権者数10人。
伊南バイパスは国道153の交通緩和、地域振興、交通安全確保を目的に、駒ケ根市赤穂-飯島町本郷地区9・2キロを国交省の直轄事業として97年事業着手した。同年10月中心杭打ち。全工区のうち駒ケ根工区は4・2キロのうち、北の原交差点から琴平町交差点までは1・2キロは都市計画道路として完成、1昨年3月琴平町から市場割中通線まで1・7キロが2車線による暫定供用開始した。上穂沢橋梁工区1・3キロは07年度中の供用開始を目指し工事中。飯島町内は5月本郷の起点で起工式を行ない、本郷工区0・9キロが着工した。
調印式では地権者や町、国交省など関係者ら約30人が見守る中、関沢所長、唐沢会長、高坂町長がそれぞれ協定書に押印した。
関沢所長は「地権者会や町の尽力で早期に調印の運びとなった」と感謝し「建物の移転等について、最善の努力をしたい」とあいさつ。立会人の高坂町長は「予定を上回るスピードで事業が推進されている。全線が1日も早く開通するように」と期待を込めた。
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