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宮田小児童が生産農家と給食交流、安全、安心な農産物に感謝

宮田小児童が生産農家と給食交流、安全、安心な農産物に感謝

 宮田村の宮田小学校は5日、毎日の給食に農産物を提供している村内農家などを招いて「地域食材100%の日」を開いた。生産者と児童が地元食材ふんだんの給食で会食。安全、安心な食を届けようと協力してくれる地域の支えに、子どもたちは改めて感謝した。
 「学校給食を育てる会」をはじめとした生産者や、学校運営の協力者28人を各学級に招待。
 そのうち3年3組は学級で取り組んだスイカ栽培にも協力してくれた、育てる会の小田切靖子さん=南割区=を招いた。
 豚肉、カボチャ、ニンジン、タマネギなど夏野菜たっぷりのカレーをはじめ、サラダ、ゼリーと全てが村内産食材。美味しい給食に舌鼓を打ちながら、スイカ栽培した春から夏にかけての思い出話にも花を咲かせた。
 感謝の気持ちを込めて子どもたち一人ひとりが、小田切さんに手紙や色紙を渡す姿も。「消費者とふれあう機会ってめったにないでしょ。喜んでくれると、私たちの力にもなりますね」と小田切さんは話した。
 生産者と児童の交流は4年ほど前から続くが、子どもたちは色々な場面で地元の豊かさにふれる機会となっており、食や農を通じて学習の幅は広がりを続けている。

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