地元産牛乳を使ったジェラート店「愛す工房みのわ」
箕輪町にオープン
箕輪町南小河内福沢の酪農家・根橋英夫さん(51)が経営する、地元産牛乳を使ったイタリアン・ジェラートの店「愛す工房みのわ」が7日、オープンした。自宅敷地内に製造所兼店舗があり、ウッドデッキでジェラート「信州みのわ愛す」が味わえる。
牛乳の消費拡大と次世代の新たな産業創出をねらい、アイスクリーム作りを箕輪町酪農振興協議会の有志が検討してきたが、同協議会長の根橋さんが、まず個人で始めることになった。
ジェラートは新鮮な地元の牛乳と果物や野菜などを使い、「甘すぎず、さっぱりとした味わい」。一番のお勧めは「ミルク」で、いちごミルク、きなこ、紫いも、しお、マロンなどもある。シャーベットはブドウ、パイン、スイカなどで全20種類並ぶ。
敷地内の休耕田を利用して造った「ふれあい牧場」でポニーやアイガモとふれあえるほか、地元農産物の直売所も設置している。
オープニングセレモニーで根橋さんは「信州のおいしい牛乳と食材をマッチさせ、全国に売っていきたい」と、箕輪の新ブランドにかける熱い思いを語った。
通常価格はシングル250円、ダブル300円。9日までのオープンセール期間中はシングル200円、ダブル250円で提供する。営業時間は午前11時-午後5時。水曜定休日。問い合わせは根橋さん(TEL79・0744)へ。