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縄文人の造形美を再現、おやじ倶楽部が土器づくり

縄文人の造形美を再現、おやじ倶楽部が土器づくり

 熟年男性が集う宮田村公民館のおやじ倶楽部は7日、縄文土器づくりに挑戦した。4500年前の素朴な造形美を再現。独特の文様(もんよう)や形に個性を発揮した。
 土器づくりに詳しい伊那市富県公民館長の伊藤恒良さんが指導。 縄文時代の素材に近いテラコッタ粘土を直径2センチほどのヒモ状にし、積み上げるように成形した。
 「何でもそうだけど、積み上げることは大変なことだ」と冗談も。「ゆがんでいるのが、またイイ感じになるんな」と、せっせと手を動かしながら会話も弾んだ。
 さらにヒゴや割りばし、木片などで縄文らしい文様を刻み込み、縄文人顔負けの本格的な土器に仕上がった。
 「皆さん初めてにしては素晴らしい。みんなが見たらビックリしますよ」と伊藤さん。近く素焼きにして、11月の村文化祭で展示発表する予定だ。

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