みはらしファームのブドウ狩り開始

伊那市西箕輪の農業公園みはらしファームで8日、みはらしブドウ園が開園した。初日から県外の観光客などが多数訪れ、甘味の乗ったブドウの味を楽しんでいる=写真。
みはらしファームでブドウ狩り体験ができるようになって6年目。今年は暑い日が続いた影響で、どの品種も甘味が十分に乗っているという。
ブドウ狩りのトップバッター「ノースレッド」を育てている山口勝俊さん(58)の園にはこの日、約100人のツアー客が訪れて早速ブドウ狩りを体験。持ち帰り用のブドウを購入する観光客も多く、岐阜県から訪れた男性は「初めて体験したが、甘くておいしい」と話していた。
10日ほどするとスチューベンや大粒で果汁が多いピオーネが収穫できるほか、10月初旬には人気が高いナイアガラやシナノスマイルも楽しめる。
山口さんは「今年は甘さが十分に乗っている。大粒のピオーネもみずみずしくて肉厚。楽しんでいただければ」と話していた。
入園料は小学生以上800円、3歳以上500円、3歳未満無料で1時間食べ放題(持ち帰りは別料金)。開園時間は午前9時縲恁゚後4時(受け付けは午後3時まで)で、予約制となっている。
申し込み・問い合わせはみはらしファーム公園事務所(TEL74・1820)へ。