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川を美しくする集い

 伊那市の第20回川シンポジウム「川を美しくする集い」(市・実行委員会主催)が8日、伊那市生涯学習センターであった。自然環境団体、区長会などから約250人が集まり、河川環境保全への意識を高めた。
 小坂市長は「20年続く誇り得る取り組み。地域の川を見つめながら守っていく活動を継続していきたい」とあいさつ。
 体験発表では、魚の放流や水質調査をした小学生7人が代表して、それぞれ「アマゴと一緒にきれいな川を泳いでみたい」「棚沢川には、きれいな水にすむカワゲラが一番多くいてうれしかった。汚すのは簡単だけど、きれいな川に戻すのは大変。10年後も、20年後もきれいな水であるように願っている」など感じたことを話した。
 実践発表で、三峰川みらい会議の織井秀夫代表は、地域住民を巻き込みながら展開するアレチウリ駆除大作戦、河川内樹木伐採、三峰川フォーラムなどの写真を見せながら活動を紹介。「川は地域住民や川を愛する人たちのものである。次世代に誇れる三峰川の創造を目指したい」と述べた。
 また、高遠青少年自然の家環境未来センター講師・征矢哲雄さんによる講演「21世紀の伊那谷の環境問題を考える」もあった。
 開会に先立ち、伊那毎日新聞社製作の「カヌーで下る天竜川」がビデオ放映された。

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