伊那谷伝統人形浄瑠璃中学生サミット
伊那谷の伝統人形浄瑠璃を地域に持つ4中学校が一堂に会する第6回伊那谷伝統人形浄瑠璃中学生サミットが9日、箕輪町文化センターであった。今年の当番校である箕輪中学校古田人形部の上演や各校の活動報告、講習会で学びあった。
参加校は箕輪中のほか今田人形の竜峡中、早稲田人形の阿南第一中、黒田人形の高陵中。各校が順番に当番校としてサミットを開いている。
箕輪中古田人形部は、中学の文化祭での上演に向け練習を重ねている「生写朝顔話 宿屋の段」を熱演した。会場の中学生や学校、保存会関係者らも熱心に鑑賞した。
今年は、淡路人形の円山信康さんを講師に招き、人形のあやつりについての説明と実演、実習もあった。