天竜川唯一のやな漁、今年も
天の中川橋上流の天竜川で
中川村天の中川橋上流の天竜川で、秋の風物詩、やな漁が10日夜から始まった。10月20日ころまで続く。
天竜川漁協第5支部の組合員有志でつくる「天竜川リゾートサービス」が9月初旬に水路を堀り、やな場を設け、本流から水を引き込んだ。
10日から数匹から数10匹単位で落ち始め、毎夜、板のすのこにアユやアカウオ、フナなど銀鱗を踊らせている。
会員によると「今年のアユは小ぶり。彼岸の頃には最盛期になりそう、昨年並の豊漁を期待している」と話していた。
落ちアユは丸々と太り、雌は卵を持っている。捕まえたアユは料理店などに販売するほか、やな場で直売もする。大は1匹500円、中は400円位とか。