わが町を花で美しく
飯島町「花のある風景コンクール」入選花壇から
秋花壇の主役は鮮烈な黄色のマリーゴールドと真紅のサルビアである。縁取りや模様付けに使われる青紫色のアゲラタムは名脇役、その3種類の花だけで構成した飯島文化館のプランター花壇、今年も金賞に輝いた。マリーゴールドやサルビア、アゲラタム、センニチコウ、インパーチェンスなど色とりどりの花を咲かせる「岩間花の会」は長年の苦労が報われ、初の町長賞に輝いた。飯島町の「わが町は花で美しく」推進機構(花機構)の「花のある風景づくりコンクール」には個人の部5点、地域の部13点、事業所の部3点の合わせて21点がエントリーした。この中から、町長賞、金賞、銀賞、努力賞など受賞花壇を紹介する(大口国江)
##(中見出し)
「わが町は花で美しく」推進機構(花機構)
「花咲く美しいわが家・わが町」運動を展開し、住みよい町、美しい環境の町づくりを進めるとともに、花情報の発信などを通して町の活性化を図ることも目的に94年3月に発足した。事業は「花のある風景づくりコンクール」のほか、8月12日の上伊那で最大規模を誇る「いいじまはないち」、オープンガーデン、花のある絵募集などを行なっている。
##(写真)
【町長賞の岩間花の会】「花の種類が多く、それぞれの性質を考えながら植栽した。雨が降らなかったが、マリーゴールドはきれいに咲いて良かった(羽生冨喜江さん)」
【事業所の部金賞・飯島文化館】「駐車場から正面玄関まで長いので、花のプロムナードという雰囲気で、プランター300個を並べた。各列ごと管理者を決め、責任を持って管理している(唐沢隆さん)」
【地域の部金賞・田切公民館】「植え付け作業には子どもから大人まで百人余が参加した。作業を通じて、世代間を超えた交流の場にもなっている(井口明夫さん)」
【地域の部金賞・北河原耕地福地・街道端耕地】「初期の成長管理や追肥に配慮した。バックのネギ畑とのコントラストにも工夫した」
【個人の部金賞・土村幸子さん】「メーンのゼラニュームは暑さに負け、花数が少なく残念。色々の種類の花を1度に咲かせるのは難しい」
【個人の部銀賞・岩田典さん】
地域の部銀賞・本六老人会育成会】
【事業所の部銀賞・飯島町社会福祉協議会石楠花苑】
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