秋の味覚を味わう会でハチ料理を満喫
地蜂(ジバチ)愛好家などによる「秋の味覚を味わう会」が19日夜、伊那市の内の萱公民館であった。地元愛好家や地域住民、市関係者など約50人が集まり、ハチの子やハチを使ったさまざまな料理と、この時期ならではの食材を使った郷土料理を味わった=写真。
同会は内の萱公民館近くにある小黒川渓谷キャンプ場の管理所に地蜂が巣を作ったことを発端として始まったもの。毎年、参加者はテーブルに並んだ蜂料理や季節ならではの郷土料理をつまみにしながら酒をくみ交わし、交流を深めている。
この日は、クロスズメバチ、大スズメバチのつくだ煮やから揚げ、イノシシの肉を使ったシシ汁などがずらり。ハチの姿揚げやドジョウのから揚げなどは好評だったほか、今回は酢飯にハチの子を混ぜた新作おにぎりも登場。参加者も「初めて食べたがおいしい」と話し、さまざまなハチづくし料理に感心していた。