ネパールの医師来駒
01年に自治体国際化協会の医療研修で駒ケ根市に5カ月間滞在したネパール・ポカラ市の心臓内科医ナラヤン・バハドゥール・ゴウタムさん(44)が19日、妻のウサさんとともに駒ケ根市役所を訪れ、中原正純市長と再会を果たした=写真。ゴウタムさんは、駒ケ根市民有志らでつくる「ネパール交流市民の会」(塩原順四郎会長)がネパールの母子の死亡率改善のために本年度から進めている母子保健プロジェクトにもかかわっていることから、事業の打ち合わせも兼ねて訪れた。中原市長は「両市民のためにこのプロジェクトをぜひ実現したい。率直に話し合おう」と述べた。ゴウタムさんは「導入してもらう救急車に駒ケ根市のマークを入れれば、ポカラ市民にも援助が目に見えてさらに友好が深まるのではないか」などと提案した。
ゴウタムさんは広島市のライオンズクラブの創立25周年式典にネパール代表として招かれ、17日に来日した。帰国は26日の予定。