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高坂宗昭町長が次期町長選挙に出馬表明

議会閉会あいさつで

高坂宗昭町長が次期町長選挙に出馬表明

 飯島町の高坂宗昭町長(64)=は21日、町議会閉会あいさつの中で、11月13日告示、18日投開票される飯島町長選挙について「深く熟慮した決果、次期町長選挙に再度立候補し、町民の皆さんに信を問い、町民本位の明るく活力ある飯島町の建設に一層努力をしていくべく決意した」と述べ、2期目への出馬を表明した。
 この中で、高坂町長は、町の最大課題である「自立し持続可能な町づくり」はその道筋の一端は開けたものの、実質的にはこれからが正念場。「人口増、活力ある町づくり」に向けての諸施策は緒についたばかり-などのほか、具体的に▽伊南バイパスや竜東線、堂前線への取り組み▽天竜川、与田切、中田切川の治山、治水への取り組み▽医師不足に端を発する地域医療の確立、子育て支援の取り組み-などを挙げ、「極めて多くの課題が山積している。これらの課題は私がこれまでの4年間取り組み始めた施策ばかりであり、生じた問題であり、その推進、解決に大きな責任を感じている」と出場の動機に触れ「飯島町という大地に色々の種を蒔いたが、芽が出たり、出なかったりと様々。これらの種を町民と力を合わせて育て、稔り多き飯島の収穫という成果を迎えることが引き続き、私に課せられた責任である」と述べた。
 また、次期に向けての所信、政策は10月中旬には発表したいとした。
 一方、前回(03年)選挙で告示前日に立候補表明し、善戦した共産党の林英彦氏(党飯島町委員会責任者)は「無党派の幅広い住民の中で候補の擁立に向け、模索している。10月10日ころまでに方向付けしたい」と述べている。
 高坂宗昭氏(64)=七久保=、無現、農業、役場各課長、助役を経て、03年11月町長に初当選。

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