はら美術で茶の湯軸装展
伊那市旭町のはら美術で25日まで、茶の湯軸装展が開かれている。宗匠の一行書きなど約50点が、訪れた人の目を楽しませている=写真。
表千家、裏千家の歴代家元など、さまざまな作家が手がけた作品が並ぶ一堂に軸装展。大徳寺歴511世の立花大亀など同寺院歴代名僧の作品をはじめ、冷泉家の祝いの歌や太田垣連月の秋の歌などが書かれた珍しい作品も並んでいる。
また、今回は8点の作品を対象としたミニオークションを開催。当初価格を2、3万円に設定した手ごろな作品もあるほか、先代裏千家の即中斉宗匠の作品なども含まれている。
主催者は「これだけのさまざまな作品を田舎で見られる機会はなかなかないと思う。みなさんに楽しんでいただければ」と話していた。
入場無料。午前11時縲恁゚後6時。オークションは24日の午後5時までとなる。