箕輪町のニューライフカタクラ跡地へ伸和工作が進出
04年から空き店舗となっている箕輪町沢のホームセンター「ニューライフカタクラ」跡地に、本社工場の移転を計画していた岡谷市の金属加工会社・伸和工作(宮沢秀明社長)がこのほど、移転作業を完了し、20日から本格的に操業を開始した=写真。
同社では現在の工場が手狭になったことに伴ない、新たに移転できる用地と建物を探していたが、銀行を通してこの物件を知り、建物を所有する片倉工業(本社・東京)と売買契約を締結。当初計画では8月初旬の操業開始を目指していたが、新しい工場内のレイアウトに時間がかかったほか、操業を続けながら移転を行ったことなどから当初より1カ月半ほどスタートが遅れることになった。
土地の面積は約4千平方メートル、延べ床面積は1380平方メートル。内装の一部を改造し、建物自体はそのまま利用していく。また、移転に伴ない工場規模は現在の倍ほどに拡張するため、現在の11人体制を20人体制に増員し、5年以内にはその倍の規模にしていきたいとしている。箕輪町などでの地元採用の予定。