宮田中「梅樹祭」28、29日に
みんなで創りあげる文化祭に‐。宮田村宮田中学校は28、29日に「第49回梅樹祭」を開く。生徒会など一部の生徒が盛り上がるのではなく、全校で準備段階から協力。環境問題や募金を通じて世界の子どもたちに目を向けた取り組みもあるなど、多彩な視点で学習の成果を発表する。
今年は「証(あかし)縲恷ヲそう今このときこの場所にいる証を」テーマに掲げた。
「一部の人だけでなく、全校みんなで盛りあがることを重視しました」と梅樹祭実行委員長の岸本彩香さんは話す。
必要な資金は地域の協力でアルミ缶を回収。給食の牛乳ビンのふたを全校で5月から集め始め、立派な壁画パネルも完成した。
初日の開祭式は牛乳パックや空きビン、空き缶を再利用したリサイクル楽器の演奏も。
選択教科に加え総合学習の取り組み発表を初めてプログラムに盛り込み、展示やステージで披露する。
学級代表の弁論大会、演劇部、吹奏楽部の発表、運動会形式のわれらの広場なども。保護者や地域にも開放し、友情を深めながら励む今の姿を伝える。
岸本さん、小田切昂軌生徒会長は「とにかくみんなで楽しみ思い出にしたい」と期待。全員で成功に結び付けようと準備は万端だ。主な日程は次の通り。
【28日】開祭式(午前8時50分)▽弁論会(9時20分)▽選択教科発表(10時15分)▽演劇部発表(午後1時15分)【29日】総合学習発表(午前8時半)▽吹奏楽部発表(午後12時45分)