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第4回上伊那広域連合ごみ処理基本計画推進委員会
新ごみ中間処理施設の燃やせるごみ以外の処理対象物の検討、次回へ

第4回上伊那広域連合ごみ処理基本計画推進委員会<br>新ごみ中間処理施設の燃やせるごみ以外の処理対象物の検討、次回へ

 上伊那広域連合の新ごみ中間処理施設の処理対象物や施設規模などを検討するごみ処理基本計画推進委員会の第4回会合が26日、伊那市であった。同委員会の検討課題である燃やせるごみ以外の4つの処理対象物が広域連合から示されたが、これらが検討対象となった具体的経過を把握するため、次回、広域連合からの説明を受けてから、処理対象物の検討に入ることとした。
 広域連合が各市町村との協議の中で検討してきた燃やせるごみ以外の処理対象物は▽燃やせないごみ、粗大ごみ、資源ごみの処理後残さ▽圏域内にある3つの公立病院から出る医療系廃棄物(感染性を除く)▽箕輪町八乙女の最終処分場の掘り起こし残さ▽公共下水道汚泥竏秩B掘り起こし残さと下水道汚泥の処理については広域連合議会9月定例会で示された「最終処分場の再生活用と公共下水道汚泥の協同処理にかかる基本方針」で、溶融処理する方針が示されているため、委員からは「溶融炉ありきで検討していくのか」といった意見も出たが、事務局は処理対象物の検討を行った上でそれを処理できる炉を選定する方針を示した。
 ごみの減量化、資源化の検討では「市民が減量化の必要性を認識するような働きかけが必要」とする声があった一方、「ごみが捨てられる状態にあるからごみが減らない」としてごみ袋の値上げ、供給数の制限などを提案する委員もいた。
 また、委員会に先立ち圏域内にある4つの処理施設を視察。委員からは「市町村で分別のやり方が違うのは不思議。広域的にやっていこうとするなら分別方法も統一すべき」などといった意見が出た。

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