上伊那郡南部小学生オーケストラ鑑賞
駒ケ根市、宮田村、中川村の各小学校の6年生児童が生のオーケストラの響きに触れる「上伊那郡南部地域小学6年生音楽鑑賞教室」が28日、駒ケ根市の市文化会館大ホールで開かれた。駒ケ根市文化財団主催。児童ら約400人が「リュウ菅野&アルティスタ・コルダ・オーケストラ」の演奏を聴いた=写真。同オーケストラは約30人の演奏者全員が若い女性で服装もカジュアルなことに加え、ほとんどがいすに座らず立ったまま演奏するユニークな楽団。クラシックだけでなく、映画音楽なども多く演奏することから堅苦しさを感じないステージが人気を呼んでいる。児童らもリラックスした雰囲気で演奏を楽しんだり、楽器についての解説を聞いたりした。
ブラームスのハンガリー舞曲第5番では、児童らも手拍子で演奏に参加。菅野さんの指揮に従って手拍子をゆっくりしたリズムからだんだん速めて曲の雰囲気を盛り上げるなど、オーケストラと共演する一体感を楽しんだ。