南信ハウスカーネーション切花品評会
上伊那をはじめ中南信80戸の栽培農家でつくる南信ハウスカーネーション組合は28日、第37回切花展示品評会を宮田村の農業者トレーニングセンターで開いた。組合員から370点にも及ぶ出品があり、上伊那関係では田中理一さん(伊那市)の「ベルージュ」が県知事賞に輝くなど、7人が入賞した。
県の花き研究員や出荷先の東京、愛知の市場関係者ら14人が審査。最優秀の関東農政局長賞には松本地区の大木朋秀さんの「シルクロード」を選んだ。
今年は猛暑と残暑の影響が栽培にも影響を与えたが、多彩な品種が出品され、組合員の熱意がこもった品評会に。一般来場者の目も楽しませた。
堺沢豊組合長は「色彩も豊か。このような機会に情報を交換し、さらに技術を高めていきたい」と話した。
上伊那関係の入賞者は次の皆さん。
▽県知事賞=田中理一(伊那市)▽日本花き卸売市場協会長賞=堺沢豊(駒ケ根市)▽日本花き生産協会長賞=堀友和(南箕輪村)▽宮田村長賞=加藤隆志(同)▽関西生花市場協同組合長賞=那須野明(飯島町)▽神奈川県生花市場協同組合長賞=田中静男(宮田村)▽種苗会社協力会賞=田中徳長(同)▽園芸作物生産振興協議会長賞=田中静男