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伊那学校が発明展

アイデア品80点が並ぶ

伊那学校が発明展

 伊那発明学校(千田邦郎会長、33人)の例会300回を記念した「ひらめき・きらめき・おどろき・発明展」が30日、伊那市生涯学習センターであった。発明品の展示や考案者による紹介パフォーマンスなどがあり、子どもを含め、多くの来場者でにぎわった。
 会場には、豆腐を同じ大きさに切る「豆腐サイの目カッター」、草取りが移動しながらでも座ってできるように、ふろいすとずぼんをマジックテープでくっつけた「どこでもイーッス」、ヘルメットスタンド、地震対策の家具転倒防止具「てんとうむし」など実用的なもの、ユニークなものなど約80点が並んだ。1割程度が商品化されている。
 アイデアが詰まった発明品に、来場者は興味津々。発明品を手に取り、考案者から利用方法や発明のきっかけなどを直接聞いた。
 千田会長(63)は「何か困ったときに発明の種が生まれる。新しい形が出来上がっていく楽しさがある。ふだんから問題意識を持つことで、会社の改善にも結びつく」と話した。
 来場者全員に、会員の発明品グッズ(ペン置き、ヒノキ酒の素)をプレゼント。
 展示には松本支部、諏訪支部も協力した。
 発明学校は84年に発足。自営業、会社員、主婦など発明に関心のある人が集まり、伊那市内で月1回の例会を開き、発明相談やアイデア発表、雑談などで情報交換している。10月1日に例会300回を数えた。

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