マツブサ収穫
箕輪町の特産品「まつぶさわいん」の原料となるマツブサが収穫期を迎え、栽培研究に取り組む箕輪町まつぶさ会(渕井英宏会長)は、昨年の2倍以上の1264キロを収穫した。
マツブサはモクレン科の落葉性つる植物で、秋に黒紫色の実を付ける。
9月25日と10月1日の2日間に町内のJA選果場で集荷し、会員7人が持ち込んだ。
最も栽培面積が広い山口勇夫さんによると、「今年は雨がなく暑かったから、いつもより小粒だが糖度はある」という。
マツブサは、下伊那郡松川町の信州まし野ワインに持ち込み、醸造する。例年通りお歳暮時期に間に合うよう12月中旬ころに出来上がる予定。