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たかずやの里と富県6区が災害協定を締結

たかずやの里と富県6区が災害協定を締結

 伊那市富県の児童養護施設「たかずやの里」(竹内光理事長)と富県6区が1日夜、災害時に相互に協力し合う協定を締結した。たかずやの里の竹内理事長は「これまでも職員らでつくる自主防災組織があったが、24時間体制で勤務していると手薄になることもある。万が一の時、地域の協力を得られることに心強く思う」と語った。
 同施設と富県地区では、昨年11月から災害時における地域連携のあり方を検討してきた。その中で、より有効的な協力体制を構築するために富県全区と同施設の間で協定を結ぶことになり、地元住民の理解も得た。
 協定を結んだのは富県の上新山区、北新区、桜井区、貝沼区、北福地区、南福地区。災害が発生した場合、区民は同施設入所者の避難誘導や物品の搬出などに協力。たかずやの里は一時的な避難場所として地域内被災者を受け入れる。
 協定の有効期限は1月31日までで、区長の交代とともに毎年更新していく。
 酒井俊彦区長会長は「災害がなければ一番だが、あった時には協定に基づいた協力体制をとっていきたい」と話していた。

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