宮田村の名物丼コンビニ進出に反響
宮田村の名物丼「紫輝彩(しきさい)丼」が9日、コンビニエンスストア・サークルKの県内全120店で発売を開始した。29日までの限定だが、名物丼のPRには欠かせないご当地ヒーロー「どんぶりレンジャー」が村内のサークルKに出動し、報道各社の取材も過熱。事前予約も好調で、初日から盛りあがりをみせている。
商工会青年部員扮するどんぶりレンジャーは、コスチュームを若干改良して登場。
開発に携わった紫輝彩丼がコンビニ弁当として県内全域で発売されるとあって、広域農道沿いにある村内のサークルK北割店に応援に出かけた。
その姿を交えて名物丼のコンビニ進出を伝えようと、県内民放2社と地元ケーブルテレビ局が取材。客も巻き込んで店内は丼一色となった。
同店には販売開始までに75食の予約が入ったほか、初日は通常の他の弁当の3倍にのぼる50食を店頭に用意。 さっそく村内の主婦は「話題なので手にとってみたいと思って。美味しそうですね」と買い求めた。
田中孝子店長は反響の大きさに驚きながらも「食べやすいお弁当に仕上がっています」と話した。
紫輝彩丼は村の特産山ぶどうワインを用いることを共通ルールに、3月から村内12の飲食店で提供を開始。誕生まもない村の新名物だが、関係者は「村のさらなる活性化につながれば」と弁当にも期待を寄せる。