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伊那市有線放送 番組コンクール県審査で最優秀賞

企画番組、お知らせ番組の2部門 全国審査へ

伊那市有線放送 番組コンクール県審査で最優秀賞

 伊那市有線放送は、県情報ネットワーク協会が主催する07年度番組コンクール県審査(3日、長野市)の企画番組、お知らせ番組の2部門で最優秀賞を受賞し、23日の全国審査に駒を進めた。05年度(企画番組の部)に次ぐ受賞で、2部門同時は初めて。
 制作したのは、放送課の樋代亜希子さん、唐沢英恵さん、市河早織さん、橋爪広一さん。
 企画番組(10分以内)は、7月に解散した上伊那PTA母親文庫を取り上げた「時代を越えて、つなげる心」。「子どもの心にふるさとを作りたい」と東部中学校で読み聞かせをする活動を紹介しながら、母親文庫の歴史や「自分の子どもに本を読んであげたい」と話す生徒の思いなどをまとめた。
 審査基準は企画、構成、表現技術で、7本の中から最優秀賞に選ばれた。
 お知らせ(5分以内)は、家庭でできる災害への備えについての講演会参加などを呼びかけるもの。昨年7月の豪雨災害の際に録音した避難所の住民の声を織り交ぜたほか、街角インタビューを加え、番組に変化をつけた。
 指導に当たった樋代さんは「一人ひとりが持てる力を出して作り上げた。挿入曲の使い方、インタビュー、アナウンスなど音の処理が良かったのでは」と受賞を喜び、日ごろから音をきれいにとって流すことの大切さを実感していた。

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