南箕輪小5年生が赤毛もちを収穫
南箕輪小学校の5年3組、4組の児童らが10日、社会科や総合的な学習の一環として育ててきた古代米「赤毛もち」を収穫した=写真。
これまでも同校の5年生は学校近くの水田で米作りを行う体験学習を行ってきたが、ほ場そのものが手狭だったため、地元農家の小林広幸さん(72)=北殿=から新たなほ場約7アールを借り、3、4組はもち米の一種、赤毛もちに挑戦。田植や草取り、周辺の草刈りなどに取り組み、無事に稲刈りの日を迎えることとなった。
生徒たちは最初、手作業で刈り取りに挑戦。この日初めて稲の収穫に挑戦した児童は「簡単で楽しかった」と話していた。残った稲は、小林さんがコンバインで収穫。小林さんは「労働を体験したり、稲の生育状況を間近で見るなどといった机上では学べないことを学び、とても良い経験になったのでは」と話していた。
米は収穫祭で使用することなどを計画している。