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東春近の高齢者と園児が交流

 伊那市の東春近公民館の高齢者学級メンバーと、東春近中央保育園の年長園児との交流会が10日、同園であった。ミニ運動会を企画し、子どもたちがお年よりの手を取りながらフォークダンスを踊ったり、玉入れやリレー競走を楽しんだりした。
 触れ合いを目的としたイベントで、高齢者学級の年間講座の一つ。同学級では、地区内にある中央、南部の両園との交流会をそれぞれ年2回ずつのペースで昨年から始めた。中央保とは今年2回目で、お年より22人と園児38人が参加した。
 ミニ運動会では、お年よりと園児を4グループに分け、2人一組になって新聞紙の上に乗せた紙の玉を運ぶ早さを争うリレーを満喫。子どもたちは、高齢者とともに元気よく園庭を駆け回っていた。
 公民館関係者は「核家族化が進み、現代の子どもたちは高齢者との触れ合いが減ってきている。公民館にとっても保育園にとってもよい機会となった」と話した。参加したお年よりたちは元気を分けてもらったのか終始、笑顔だった。

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